The Show Must Go On (+DVD) Limited Edition - Exclusive Music Concert Experience for Home Entertainment

大槻ケンヂ(vo)　本城聡章(g)　橘高文彦(g)　内田雄一郎(b)　三柴理(key：ゲスト)　長谷川浩二(dr：ゲスト)活動休止期間はあったものの、デビューから26年を数える筋肉少女帯。前作から4年ぶりとなる、通算16枚目のアルバム。再結成後としては4枚目となる。2014年発売。再結成第1弾「新人」並みに充実した内容だと思う。橘高氏によるメタル曲 "ゾロ目" や "恋の蜜蜂飛行" は相変わらずかっこいいし、他にもアップテンポで勢いのある曲が豊富。2曲目の "労働賛歌" はももクロのカヴァー。まあ私はオリジナルヴァージョンの方は聴いてないので、普通に筋少の曲として楽しめた。どうせなら "労働者M" を再録して、続けて収録すれば面白かったのに。個人的に注目したのは5曲目の "ムツオさん" 。曲としては地味だが、内容的には津山30人殺しの都井睦夫が元ネタ。私は以前から、日本が誇る殺人ドゥームメタルバンドChurch of Miseryが自国の殺人鬼を取り上げないのはやはり倫理面で問題があるからなのかなあと思っていたのだが、まさか筋少がそれをやるとは思わなかった。素晴らしい。